第6回 児童ポルノ排除対策公開シンポジウムに登壇

2015年11月30日

 11月27日、一般社団法人セーファーインターネット協会(以下、SIA)は、内閣府主催の児童ポルノ排除対策公開シンポジウムのパネルディスカッションにパネリストとして参加し、インターネット上の児童ポルノやリベンジポルノの画像の削除に向けたセーフラインの取り組みと実績について、説明を行いました。

 

 このパネルディスカッションには、日本弁護士連合会国際人権問題委員会の委員長を務められ、子ども・女性・外国人の権利の保護や人権教育などに取り組んでいらっしゃる大谷弁護士をコーディネーターとして、SIAのほか、警察庁生活安全局少年課、メディアジャーナリストや医療関係者の方々が参加されていました。SIAからは、先日公表した統計レポートに基づき、インターネット上の児童ポルノやリベンジポルノの削除に向けてどのような取り組みを進めているか、また、SIAから送付している削除要請がどの程度削除に結び付いているかなどを説明しました。

 

 これまでSIAが取り組んできた児童ポルノに対する削除要請(1,238件)のうち多く(約87%)が海外サイトに掲載されていたにもかかわらず、約95%と高い削除率を実現していることに驚かれる方が多かったようです。リベンジポルノについても、国外サイトの比率が約79%と高いものの、74%の削除率を実現しています。これらの点について、多くの質問が出ました。

 

 児童ポルノに関する取り組みについては、官民の力を合わせた対策が実効性を伴って効果を上げてきており、この点については、今年10月に日本を訪問した国連特別報告者のブーア=ブキッキオ氏が調査後に行った会見や暫定的にとりまとめて公表した調査結果に関する文書のなかでも、「重要な役割を担っている」と肯定的に評価されています。

 

End of mission statement of the United Nations Special Rapporteur on the sale of children, child prostitution and child pornography, Maud de Boer-Buquicchio, on her visit to Japan

 

“I would also like to stress the important cooperation between the public and the private sector in combating the sexual exploitation of children online. Thanks to the cooperation between the Government, Police and many ICT companies, various tools exist to detect, block or remove online child abuse material. In this regard, I would like to stress the important role played by Internet Content Safety Association, Safer Internet Association and the Internet Hotline Centre.

 

 SIAでは、児童ポルノの排除に向けて、児童の人権の保護、被害の経験や予防に対する取り組みを、表現の自由とのバランスを慎重に考慮しながら、今後も積極的に進めていきます。

 

 

シンポジウムの様子

 

 

 

ニュース

プレスリリース

関連団体活動報告

掲載情報

▲ページTOP